筋トレってほんとうにに必要ですか?
こんにちはアキです。
太ると必ず皆から言われる言葉があります。
俺、最近太ってきてるかも。どう思う?
… 筋トレでもしてみたら。痩せやすくなるんだって!
はい頂きましたこの言葉。太っているとは直接的には言わず、遠まわしに太っていると伝えてくる言い方です。
ちがうちがうそこじゃない。今回は「痩せやすくなる」この言葉についてです。
この言葉って本当なのですか?
たしかに一般的な考えだと、筋肉がつけば基礎代謝量がUPしカロリーを消費しやすくなるって事ですが…
基礎代謝って?
簡単に説明すると、人間が生きるために必要な最低限のエネルギーのことです。
なので、TVみながらごろごろ寝てようが、本当に寝てようが生命を維持するために必要なカロリーが消費されています。
もっとわかりやすく言えば、寝てようが息はしていますよね?心臓も動いていますよね?夢も見ていますよね?そうなんです。寝ていても各臓器や骨格筋は働き続けているんです。だから何もしなくてもエネルギーが消費されるのです。
1日の消費エネルギーが占める割合
1位 基礎代謝 60%
2位 身体活動 30%
3位 その他 10%
ほらね。基礎代謝が60%も占めているのよ。早くジム入会しなさい!
ごめんごめん。さっそくジム入会するよ!
・・・と思ったあなた、ちょっと待って下さい。
基礎代謝は、筋肉(骨格筋)だけで消費されているのではありませんよ。
では、60%を占める基礎代謝をもっと詳しくみてみましょう
基礎代謝の消費エネルギーの割合
消費量は大人の場合、だいたい(諸説あり)
筋肉(骨格筋)・・・21%
肝臓・・・21%
脳 ・・・19%
と言われています。
えっ!意外と筋肉の消費量少ないじゃないか!
ほぼ肝臓と一緒じゃないか。
しかも冷静に考えると、消費エネルギー/1日の60%が基礎代謝で消費され、その60%の内訳の21%が筋肉(骨格筋)ということです。というと結局、筋肉が占める1日の消費エネルギーはいったいどの程度なのか・・・・。計算できる方は計算してみて下さいね。
運動し筋肉が増えたぐらいでは、基礎代謝量が急激に30%になったりするわけではありません。多少の変化を望むなら、このくらいは目指さないと(笑)。
痩せるためには筋トレは必要ないのか?
答えは、YESです(私個人の考えです)。
最初の、1日の消費エネルギーが占める割合に話を戻しましょう。
私が着目して欲しいのは、
身体活動の30%
これは、仕事や家事、趣味や筋トレなど全ての活動のことを指します。
全体の消費量の30%を占め、さらに活動すればするだけ増える要素をもっています。
しかし忙しい現代社会では、新たに何か始めることって難しいですよね。
なので、
ほんの少しだけ日常に変化を
普段の生活をまずみつめなおして下さい。
色々とあげればきりがないのですが、今回は1つだけ今からできる小技を伝授いたします。では、
どのような人でも少しぐらいは歩きますよね?
その歩き方ですが、だらだらと歩いていませんか?もしそうだとしたら、
少しだけ大股(歩幅を大きくして)で早歩きしてみよう!!
だらだら歩くより格段と消費量がUPします。それに、気分も違ってきますよ。
最後に
歩き方を変えただけでは1日換算での消費量は微々たるものかも知れませんが。
しかし1ヶ月続けるとご飯何杯分の消費量になるのでしょうか?
基礎代謝を上げるより効率がいいと思いませんか?
ダイエットなんて全ての生活動作の積み重ねです(持論)。
通勤・通学や買い物など、その時だけでもTRYしてみてはいかがでしょうか。
※もちろん、筋トレによるエネルギー消費量は大きいということは忘れずに。