痩せたいのに食べてしまう原因はセロトニンかもしれない
はじめに
「夕食は食べ過ぎたら太る」と頭で思っていても、ついつい衝動にかられ食べ過ぎてしまうことはないでしょうか?
今回は、なぜ食べ過ぎてしまうのか専門的視点から考えてみました。
痩せない原因かもしれないセロトニンとは
セロトニンとは、体内で特に重要な役割を果たしている三大神経伝達物質の1つです。
『幸せホルモン』とも呼ばれ、不足すると気分が落ち込みやる気がでない状態に陥りやすくなると考えられています。
セロトニンが不足すると
●疲れやすい
●ぼーっとする・やる気が起きない・集中力がない
●イライラする・怒りっぽくなる
●感情的になりやすい など他にも多数
食事とセロトニンの関係
上記の症状って、お腹が空いたとき(空腹時)に現れると思いませんか?
そうなんです。実はセロトニンは食事と密接な関係があります。
セロトニンはストレスにより分泌量が低下すると言われていますが、最近の研究では空腹時にもセロトニンの分泌量が低下していることがわかったのです。
糖質をとると一時的にセロトニンを増やすことができるため、食事を摂ると上記症状が緩和され幸福感を得られやすくなります。
夕食とセロトニン
12時に昼食を食べたとして、夕食までの間隔が長くなってしまいがち。
その時、体内では低血糖状態となり糖分を欲している状態です。ただでさえ空腹によりセロトニンの分泌が抑制されイライラ状態の上、1日の疲れを癒やそうとセロトニンを多く分泌しようと体がスタンバイしています。
そこに目の前にお肉が出されたら・・・
もぉ、どうなるかなんて想像できますよね(笑)
ドカ食い改善策
夕食までの間に間食してみましょう。
血糖値が保たれることでドカ食いを防ぐことができます。
ナッツとかチーズがオススメです。
また、牛乳はセロトニンの原料となるトリプトファンが豊富なのでこちらも試す価値があるといえるでしょう。
セロトニン摂取方法
●日光にあたる
●糖質、乳製品、肉類の摂取や睡眠をとること。
●サプリメント
余談です
脂肪を体内に蓄える働きは22時~2時がピークです。
この時間や直前に食べるなんて太るための行為といっても過言じゃないですよ。
最後に
いかがでしたでしょうか。もしかして、あなたのドカ食いは説明のつく現象かもしれませんよ。試すのはタダなので改善策を試してみるのもいいかもですね。